小さい頃、母に叱られながらも、葛菓子工房の傍から離れられなかった
ひんやりした空気に吐く息は白く、木型のトンカチ、「トントンカンカン」響き渡る音
学校から帰ってくると、出来立ての葛菓子をこっそり食べるのが習慣だった
もしかして母はその習慣を知っていたかもしれない
ある日から母が「お待たせ」と出来たてをくれるようになり、その葛菓子が今でも一番好きな干菓子
想い出、幼少、白い息、すべてが望郷であり、私にとって葛菓子の風味となる
誰にでもある子供の時の感覚
目を閉じ、耳をすまし、香りをかいでごらん、いつかの少年少女がそこに佇んでいる
大人になっても忘れてはいけないこと
懐かしいと思えて、新しくとも感じる
社会がどんなに移り変わっても、自分を見失わないこと
すべては必然で、あなたの為に・・・
自然は語りかける、何も変わらない、あなた次第と
さぁ開けてみて、そして、訪れる
私たちの葛菓子が、生活の中で気持ちをニュートラルにしてくれるきっかけになり、
イマジネーションに働きかけるお菓子になれば、それが私たちにとっての喜びです




葛の御菓子 TSUJIMURA
Cafe Kiton
奈良県吉野郡吉野町吉野山950番地
TEL&FAX 0746-32-3032
Mail imaginatin@tsujimura-yoshino.com